あぶらみず

酔っ払いの駄文

部屋に湧く虫

夏になるとよく虫が湧く。

 ゴミを捨てるというのはとても面倒である。朝早く起きなくてはならないというのは夜型の人間にとってほぼ不可能に近い。ゴミ袋をまとめて外へ持っていくとなるとなおさらだ。

 

夜のうちにゴミを出そうかとも思うが夜のゴミ出しは一応禁止されているので見張りのおばさんに見つかりそうで怖い。見つかれば命の保証はない。

 

というわけで夏になるとよく虫が湧く。

 

湧くのはコバエやゴキブリと言ったメジャーな虫から見たことのない新種の虫などさまざまである。そのどれもが見ていて気持ちの良いものではない。しかしもとから虫は好きではないので見ていて気分の良い虫もいない。

 

ゴキブリはいてもそれほど気にならない。襲ってこないからである。こちらが動けば逃げていく。以前シャワー室にゴキブリがいたが一緒にシャワーを浴びるくらいよかろうと思い気にせずシャワーを浴びていたがよく見たら死んでいた。

 

というわけでゴキブリは部屋に入ることを許可しているため別に良い。問題はコバエである。

 

コバエはこちらが飯を食べようとするとたかってくる。週に一度食べれるか食べられないかというほどの高級料理であるすき家の牛丼に群がってきたときは奴らがこの世から消滅することを本気で願った。

 

そういうわけなのでコバエは見つけ次第殺すことにしている。めんつゆトラップも仕掛けてある。以前はライターで焼き殺していたが、最近のコバエは素早くてなかなか命中しない。手でつぶすとその都度手をきれいに洗わなくてはならず面倒くさい。

 

一体どうしたものか。